【終活日誌 2015年12月号】

今月の語源

みなさんが、普段、何気なく口にしている言葉。
その言葉の語源ってご存知ですか?
このコーナーでは終活に関係する言葉はもちろん様々な言葉の語源を紹介致します。

こんにちは。終活相談ドットコムの今月の語源記事を担当いたします、終活カウンセラー協会事務局の松永です。
さて、知っているようで新発見がたまにある今月の語源は、
「クリスマス」、「火燵(こたつ)」、「除夜の鐘」を紹介いたします!!

クリスマス

語源・由来

イエス=キリストの誕生を祝う祭り。12月25日に行われる。「降誕祭」ともいう。
英語Christmasに由来する語。Christは、キリスト(救いの主)の意、masはmassと同じで、聖人の祝日を意味する。キリストの降誕祭は、室町末期にキリスト教が伝来して以来、ポルトガル語natal(誕生日)に基づくナタルというが用いられたが、明治初年からは英語に基づくクリスマスの語が用いられるようになった。

炬燵(こたつ)

語源・由来

床に炉を設け、櫓(やぐら)を置き、布団を掛けて暖をとるもの。掘り炬燵や炉を切らない置き炬燵もある。室町時代から広まり、『文明本節用集』(1474年)に「火榻(コタツ)」とあるように、「火榻」とも書いた。「榻」は脚つきの腰掛や寝台のこと。コタツは、「火榻子(くわたふし)」(「子」は「椅子」などと同様、物の名につける接尾語」の唐音から変化した語だろう。なお、「火燵」も「炬燵」も中国にはない表記で、日本の禅僧の発案と考えられる。

除夜の鐘

語源・由来

大晦日(12月31日)の夜から新年にかけて寺院で鳴らす鐘。大晦日は一年で最後の日で、古い年を除き去って新年を迎える意味で「除日(じょじつ)といい、その夜を「除夜」といった。
人間には108つの煩悩があるといわれ、それを取り除くために、108回打ち鳴らすのが「除夜の鐘」である。「胴炭(どうずみ)も 置き心よし 除夜の鐘」(不白翁句集)とある。「胴炭」とは、茶室の炉に、最初に置いて芯にする炭のこと。

今月の語源、いかがでしたか?言葉って本当に面白いですよね。
来月はどのような語源が登場するか皆さまお楽しみに!

皆さまからの「なるほど!面白い!と思う語源」の情報をお待ちしています!

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