【終活日誌 2015年2月号】

今月の語源

みなさんが、普段、何気なく口にしている言葉。
その言葉の語源ってご存知ですか?
このコーナーでは終活に関係する言葉はもちろん様々な言葉の語源を紹介致します。

こんにちは。終活相談ドットコムの堀内です。

さて、知っているようで新発見がたまにある今月の語源は
「鬼」、「節分」を紹介致します!!

語源・由来

「おに」の語はおぬ(隠)が転じたもので、元来は姿の見えないもの、この世ならざるものであること
を意味した。そこから人の力を超えたものの意となり、後に、人に災いをもたらす伝説上の
ヒューマノイドのイメージが定着した。さらに、陰陽思想や浄土思想と習合し、地獄における
閻魔大王配下の獄卒であるとされた。

古くは、「おに」と読む以前に「もの」と読んでいた。
平安時代末期には「おに」の読みにとって代わられた「もの」だが、奈良時代の『仏足石歌』では、
「四つの蛇(へみ)、五つのモノ、~」とあり、用例が見られ
(仏足跡歌碑#与都乃閇美伊都々乃毛乃を参照)、『源氏物語』帚木には、「モノにおそはるる
心地して~」とある。これらの「モノ」は怨恨を持った霊=怨霊であり、邪悪な意味で用いられる
(単なる死霊ではなく、祟る霊。)。

なお、大野晋は独自の研究として、「モノ」はタミル語由来であるという仮説を唱えている。
タミル語における「鬼」も多くは女性がなるものと捉えられた。
大野晋は、これらのことから、中国の道教が伝わって広まる以前の弥生時代から南インドにおける
鬼(モノ)を恐れる観念=御霊信仰が伝わり、由来となったと指摘している。

 

節分

語源・由来

節分(せつぶん/せちぶん)は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の
前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことをも意味している。
江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。
この場合、節切月日の大晦日にあたる。本項目では、立春の前日の節分、およびその日に行われる
伝統的な行事について述べる。大寒の最後の日であるため、寒さはこの日がピークである。

一般的には「福は内、鬼は外」と声を出しながら福豆(炒り大豆)を撒いて、年齢の数だけ
(もしくは1つ多く)豆を食べる厄除けを行う。
また、邪気除けの柊鰯などを飾る。これらは、地方や神社などによって異なってくる。

 

今月の語源、いかがでしたか?言葉って本当に面白いですね。
来月はどのような語源が登場するか皆様お楽しみに!

みなさまからの「なるほど!面白い!と思う語源」の情報をお待ちしています!

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