【終活日誌 2014年10月号】

今月の語源

みなさんが、普段、何気なく口にしている言葉。
その言葉の語源ってご存知ですか?
このコーナーでは終活に関係する言葉はもちろん様々な言葉の語源を紹介致します。

こんにちは。終活相談ドットコムの堀内です。

さて、知っているようで新発見がたまにある今月の語源は
「ひとりぼっち」、「にっちもさっちも」、「置いてけぼり」を紹介致します!!

ひとりぼっち

語源・由来

漢字で「独法師」と書くこともあるように、「ぼっち」とは、「法師」がなまった言葉です。この場合の「法師」は男の子を指しています。

男の子を「坊主」とも呼びますが同じ意味です。
親に怒られて、しゅんとしている男の子をみて「ひとりぼっち」と表現したのが 語源です。

貴族支配から武士の支配へと時代が変わろうとしていた平安末期。
山法師たちは武装し、乱暴な振る舞いをする者がたくさんいました。
その「手に負えない」というイメージと、頭を丸刈りにしていることから、男の子のことを「法師」「坊主」と呼ぶようになりました。
「これっぽっち」など、「ぼち」「ぽっち」「ぽち」などと表現して「~だけ」「~っきり」という意味の言葉がありますが、この「ひとりぼっち」から派生した言葉だと考えられます。

にっちもさっちも

語源・由来

そろばんの「わり算の九九」からきた言葉です。漢字で「二進も三進も」と書きます。
昔、わり算の九九は「二進が一十(にっしんがいちじゅう)、三進が一十・・」と教えられたそうです。
二進も三進もうまくいかない、つまり、うまく計算がすすまない、ということがもともとの意味です。

置いてけぼり

語源・由来

ぼり=堀です。堀は「釣り堀」などと使うように今でいう池のことです。
江戸本所、今の東京都墨田区錦糸町辺りにあった釣りでにぎわう池が「置いてけ堀」と言われていて、そこが言葉の由来となりました。
この池で釣りをして帰ろうとすると、水中から「置いてけ~置いてけ~」という声が聞こえて、魚を全部返すまでこの声がやまなかった、という伝説があります。
江戸時代に伝わる本所七不思議のひとつです。実際にそれらしく聞こえることがあったので、一体何の音だろうと当時の学者が真剣に調べたということです。

今月の語源、いかがでしたか?言葉って本当に面白いですね。
来月はどのような語源が登場するか皆様お楽しみに!

みなさまからの「なるほど!面白い!と思う語源」の情報をお待ちしています!

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