【終活日誌 2014年3月号】

セカンドライフを楽しむ日本酒のススメ

定年退職を迎える65歳を過ぎた後に、手にする自由な時間。
みなさまどの様に楽しみますか?
旅行や、趣味・習い事…。やりたいことは沢山ございますよね。
そんな中、毎日の生活で楽しめるセカンドライフをご紹介します。
ご夫婦で、ゆっくりと思い出話に花を咲かせながら日本酒を頂くなんていかがでしょうか?

お料理との相性で選ぶ日本酒とは?
日本酒の基本を知ることで、日本酒の新たな魅力を再発見しましょう!

そもそも日本酒ってどんな酒類があるの?

日本酒は、主に3つにわけることができます。
米と麹だけを材料とした「純米」。廃糖蜜から製造された醸造アルコールを添加した「本醸造」。これら2つを「特定名称酒(とくていめいしょうしゅ)」と呼びます。
この2つ以外のものを「普通酒」と呼んでいます。
普通酒は、米、米麹、醸造アルコール以外の原材料を使っていたり、醸造アルコールの使用量が白米の重量の10%以下という規定量を超えたお酒を指します。
日本酒が苦手と感じる方は、醸造アルコールを添加した「本醸造」か「普通酒」を無意識に飲んでいる方が多いようです。二日酔いや体臭がくさくなるなど、日 本酒の悪い噂の原因は、この醸造アルコールにあるといわれており、醸造アルコールが多く使われるとお酒が薄くなり、酒本来の旨みも薄まります。
日本酒の美味しさを知る一歩は、米と麹のみで醸す「純米」を選んで飲むことが大切です。

「純米」の選び方は?

米と麹のみを材料とした「純米」ですが、「純米酒」「純米吟醸(ぎんじょう)酒」 「純米大吟醸(だいぎんじょう)酒」という種類があります。この「吟醸(ぎんじょう)」の 意味ですが、「磨いた米を低温で時間をかけて醸す(かもす)こと」をいいます。
じっくりと時間をかけて低温で醸すことで独特の薫り高いお酒が出来上がるのです。
この「純米酒」「純米吟醸」「純米大吟醸」の違いは、お米の磨き具合の差、つまり「精米歩合(せいまいぶあい)」の違いになります。吟醸、大吟醸になるに つれ、お米が磨かれていくわけです。なぜ、磨く必要があるかというと、玄米の表層に含まれるたんぱく質などの成分は、お酒にとっては雑身となってしまうた めです。
お酒の美味さ、香りのもとであるお米の中心にある「でんぷん質」を取り出す作業が「精米」といわれる作業です。
たとえば、精米歩合が60%の場合、玄米の表面の40%を磨いて落とした状態のお米をいいます。磨いて削る部分が多いということは、それだけ沢山のお米が 必要で贅沢な造りになります。しかしながら、磨けば美味いかといえば、そうともいえず、精米されるほど香りは高くなりますが淡麗になり、一方純米酒は、香 りはそれほどしなくてもお米の味がしっかり残り、どっしりとした味わいになります。

お料理との相性で選ぶ新しい日本酒の愉しみ方

さて、そんな魅力的な「純米」日本酒をお料理との相性で選んでみることをお奨めします。
一般的な感覚として、和食といえば日本酒!と誰もが思いつきますが、イタリアンやフレンチに日本酒はどうでしょう?
意外にも、ベストマッチな相性のものも沢山あります。
なぜなら、日本酒はそもそも原材料は「お米」なのですから、食事に合わないものはない、ともいえます。私たちSake Curationがお奨めする日本酒と合うお料理のベストマッチをご紹介しましょう。

純米吟醸酒「KUROKABUTO」とトマトソース

Sake Curationオリジナルでご用意している純米吟醸酒がこの「KURIOKABUTO」です。
この純米吟醸酒は、酒処新潟に次ぐ全国でも有数の酒蔵集積地域である福岡県筑後、城島の蔵のお酒です。
通常米麹で醸しますが、焼酎や泡盛で使われる「黒麹」で仕込んだ全国的にも珍しいお酒です。
福岡県産「夢一献」という好適米を使用し、やや辛口に仕上げています。生果実を思わせる爽やかな酸味と濃醇なコクがあり、洋ナシやリンゴを思わせる味わい。イタリアンなどのトマトソースにも合うワイングラスで美味しい飲み応えのあるお酒です。ポークソテー、ピカタなどの豚肉のお料理にも相性抜群です。

純米吟醸古酒「玉出泉(たまでいずみ)」と生ハム

こちらもSake Curationオリジナルの「玉出泉」という福岡最古の蔵で造ったお酒です。
純米吟醸酒を18年もの歳月を年中一定温度が保たれる熟成には適切な環境のJRの廃線トンネルの中で
じっくり熟成させた古酒です。辛口の中にまろやかさと、米の上品な甘さが残る芳醇なお酒ですので、
ハモンセラーノなど脂身の多少多めの生ハムとの相性は抜群です。

さらにお奨めの食べ方が「つけ酒」。刺身しょうゆを入れる小皿などに、この古酒を少量入れ、
この古酒に生ハムを浸し、食します。すぐに古酒を口に含み、口の中で合わせてみてください。
豚の油と熟成された古酒の芳醇な甘みが織り成す、なんともいえない味わいをぜひお楽しみください。

これらのお酒は、終活タウンでお求め頂けますので、料理との相性で選ぶ日本酒を
ぜひお試しください。

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